心・理学について学びました
みなさん、こんにちは、坂本です。
今日は「心・理学」について学びました。
十文字学園女子大学教育人文学部心理学科の教授でいらっしゃる平田智秋先生にお越しいただきました。
いつもならこの時間は小論文Basicの時間です。
漢字テストから始まり、SDGsやニュースについて触れ、小論文や現代文の講義を聞く時間。
ところが、今日は違いました。
「心理学は、心・理学です。心理・学じゃなくて…」この瞬間少し教室の雰囲気が変わったようでした。
ここ最近、コスパ思考なのか、心理学を学びたい!という子にあまり出会わなくなりましたが、我々は常々思っています。すべての根底にあるのは「心」なんだぞ、と。
平田先生はそんな数ある心理学の中から、理学的に実験心理学を取り出し、みんなが取り組める錯視(知覚心理学)やチンパンジーとヒトを比較から利他行動の起源(発達心理学)を紹介してくださいました。
先生の講義では1時間30分、真剣な眼差しと笑いが絶えずありました。私も理学系等にいたのですっかり学生時代を思い出し、聞き入ってしまいました。
平田先生は専門家として、「『心・理学』って何?」という部分を本当にわかりやすく話してくださいました。
高校生の顔つきも、受験や進路に向けた考えも変わったように感じます。
一昨年前にも開発経済を研究する大学の先生に来ていただきましたが、やはり専門の方のお話は非常に興味深く、「楽しい」ものです。
私も楽しい授業をできるよう諸先生方を見習って、子どもたちと一緒に学んでいきたいと思います。
高等部では時折こういったイベントを行って、みなさんの進路への視野を広げてまいります。高等部の3年間。長いようであっという間ですから、興味関心や将来のビジョンに向けて頑張りましょう!
平田先生、ありがとうございました。