算数
【授業内容】
夏期講習テキスト 必修編7章 いろいろな並べ方
カードや図形を指示にしたがって並べかえるとき、何通りあるかを調べる内容です。
重要なのは
(1)問題の指示(ルール)を理解できるまで読み直すこと
(2)ルールに従って、いくつかの具体例を書いてみること
です。当たり前のことなのですが、(1)ができずになんとなく何通りあるかを数えようと
する人がでてきます。そして(2)をやるときに大事なのが
「もれなく」「重なりなく」という気持ちです。
そのためには、「樹形図を描いてみる」「自分なり規則を決めて並べていく」ということです。
例題1 1けたの数字(0を含む)が書かれた4枚のカードを並べて、4桁の整数をつくる
思い付きで書くのではなく、千の位→百の位→十の位→一の位 と少しずつ変えながら書いてみることが重要です。そしてそれをやりやすくするために、「樹形図」を活用しましょう。
問題のルールで、「千の位に0はゆるされない」ことに気付きたいところです。
例題2 1けたの数字(0を含む)が書かれた4枚のカードから3枚を選んで並べて、3桁の「偶数」をつくる
例題1の中で1枚使わないカードが出てきます。
偶数→一の位が偶数(0,2,4,6,8) という知識を使います。
0を一の位にするときと、0以外の偶数を一の位にするときでは、その前の2枚の並べられる数が同じではないことに気付きたいです。
例題3 3人でジャンケンをする
3人がそれぞれ3つの手(グー,チョキ,パー)を自由に出せることが大事です。
だから、樹形図を描いたときに、前のひとの出した手に関係なく、みんな3通りずつの
手を出せます。
例題4 図形の並べ方
ルールにある「辺どうしがぴったり重なるように並べる」の意味をつかんで守れるかが意外と難しいかもしれません。
あとは、「回転させたり、裏替えしたりすると同じになるものは同じ並び方であるとする」の意味も初めてだと難しいかもしれません。
【宿題】
p.136-141 例題・類題1-4 基本問題(今日の授業の復習)
基本問題が終わった人は、ぜひ練習問題もチャンレジしてください。
*宿題はすべて答え合わせと直しまで。
担当:東本(とうもと)
tohmoto@epis-edi.c3間