10月26日(木)の授業報告
算数
【授業内容】
予習シリーズ(下)
第9回 図形の移動(テキストp.96-)
例題1 多角形の転がり
上巻ですでに学習した内容の復習です。
転がり⇒回転移動⇒中心 半径 回転の向きと角度 をはっきりさせましょう。
特に中心の位置をいい加減に考えていると、できる図形がいい加減になってしまいます。
例題2 円の転がり
円が多角形の外周に接しながら転がっていく問題です。
多角形の辺と平行に動くところは、辺の両端の点から垂直に線を引いてそこまでが境界です。
頂点のまわりをまわるところは、頂点を中心とした回転移動になります。
そして、一般的に、多角形の周り円が1週するとき、各頂点の周りにできる扇形をすべて集めると、中心角の合計が360度になって、ちょうど円1つ分になります。計算でも求められますが、この結果は覚えておくと良いでしょう。
例題3 おうぎ型の転がり
おうぎ型の弧の部分(曲線部分)が直線に接しているところは、そのおうぎ型の中心は、直線と平行に動きます。(つまり高さが変化しないで動きます)
初めはなかなかイメージしにくいのですが、「おうぎ型は円の一部である」ことを考えて、かわりに円が転がっていると考えると当たり前であると気付きます。
例題4 図形の平行移動(1つの図形のみ)
これはイメージしやすいと思います。角辺が平行に動いていくので、平行四辺形や台形ができます。
例題5 図形の平行移動(2つの図形の重なり)
一方の図形は止まっていて、そこに別の図形が動いて重なっていく問題です。
実際に図形を切って動かす代わりに、図形をイメージして手をあてて、紙の上を動かして考えてみましょう。こういうことをめんどうがらずにやることがとても重要です。
そして、「重なった図形の形が変わるのはどこまで動いたときか」を考えて、その境目を見つけましょう。そして、その境目ごとに別の図にして、どんな図形ができるのかを丁寧に調べられるようにしましょう。
さすがに頭の中だけでは考えられないと思います。とにかく図を描くことが重要です。
【宿題】
授業で扱った問題の復習 テキストp.96 例類題1 - p.101 例類題5
,基本問題 p.104[1]-p.105[3]
計算テキスト 第9回
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担当 東本 tohmoto@epis-edu.com