新5SY 2月3日(土)の授業報告
算数
【授業内容】
小4で学習済みの倍数・公倍数・約数・公約数を使った応用問題になります。
問題を解いていく中で、「これは約数の応用だな」「倍数の応用だな」と気付けるようになることがポイントになります。はじめは難しく感じると思います。いろいろな問題を解いて、慣れていくことが重要です。
例題5 「6で割ると1あまり、8で割ると3余る整数」の形⇒最小公倍数・等差数列の利用 その2
前回の例題4とほぼ同じ設定なのですが、6?1=5,8?3=5 となっていて
「元の数に5を足すと、6でも8での割り切れる」という特別な数字になっています。
つまり、「元の数+5」は「6と8の公倍数」
⇒「元の数+5」は、「24の倍数」
⇒「元の数」は「24の倍数ー5」である とわかります。
だから、24×1ー5=19 で最小の数は11
そのあとは、24×2ー5=43
そのあとは、24×3ー5=67 ・・・ となっていきます。
つまり、求める数は、初項=19 公差=24の等差数列になります。
例題6 周期を調べる その1
工場で機械A・Bが製品をつくるときに、同時に動かし始めると、初めて同時に製品を作るのは、それぞれの生産の間隔であある、6分と8分の最小公倍数 24分後になります、
そのとき、初めから24分間でA・Bそれぞれの機械で生産できる製品の数は、
A=24÷6=4個 B=24÷8=3個 なので、この24分間で合計7個の製品を作れることになります。
それを1つの周期ととらえて、200個の製品ができるにはこれを何回繰り返すかを考えます。
ここで、200÷7=28あまり4なので、周期が28回分とあと4個生産する時間が必要になります。
周期の分の時間は 24分×28=672分
最後の4個の時間は、AとBが生産していくタイミングを確認して(図に表しましょう)
A 6分 ● 6分 ●
B 8分 ● 8分 ● Bが2個目を生産した16分かかることがわかります。
だから求める時間は、開始から672+16=688分かかることになります。
これを、質問で求められている形に変形して答えます。
例題7 周期を調べる その2
2.3.4の倍数についての条件なので、その公倍数である12が周期となるような繰り返しになることを利用します。
0分から12までで、条件にあてはなる整数を調べると、2と10の2個だけとわかります。
これを1周期として、100までの整数の中にこのかたまりが何回でてくるかを調べます。
・p.6~p.15 例題・類題1~7まで・基本問題
・計算 第1回
担当 東本 tohmoto@epis-edu.com