入試直前合宿が終わり、心身共に燃えかす同然の状態でシドニーへ帰ってきました。入試の余韻を引きずってあまり仕事も手に着かない状態で1週間が過ぎましたが、今日は、受験を終えた生徒たちを送り出す卒業パーティー。これでいよいよ2014年度も本当に終了です。
シドニー教室の卒業パーティーは、教室の近くの公園で行うのが恒例。昨年まではBBQでしたが、今年は大阪出身の赤井Tによる本場関西風お好み焼きパーティーとなりました。
天気予報では夕方から雷雨とのことでしたが昼間は快晴。しかし、天気が良すぎて38度にもなる猛暑の中、汗だくになりながら赤井Tと別府Tによる初めての共同作業で手際よくお好み焼き作りが進められました。
さて、お腹が満たされた後は、公園の片隅で車座になって、卒業生がエピスでの思い出やこれからの抱負について一人ずつ語っていくという恒例行事に突入です。
「え〜、やだ〜」とかなんとかいいながら、写真のような「語り席」に着いて、高校で頑張りたいこと、将来の夢、大変だった受験の思いで、感謝の気持ちなどを語っていきます。入試の面接に向けた練習では事前に随分と仕込んであげなければ話ができなかったのに、今日は自分の言葉でしっかりと語れるようになっていたのは、受験を経験して少し成長したからでしょうか。
そして、僕たち講師からも卒業生に餞の言葉。こういう時、もう少し気の利いたことを言えればいいのですが、事前に準備もしていないし、いつもありきたりの平凡なことしか言えない自分がちょっと情けなくなったりもします。
天気予報通り、夕方から激しい雨が降る中、ひとり、またひとりと卒業生たちが帰っていきました。そして、子どもたちが誰もいなくなった静かな教室で赤井Tや別府Tと今年の受験生たちの思い出話に花を咲かせていると、ようやく「2014年度も本当に終わったんだなぁ」という実感がしみじみと湧き、さらに「よし、今年もまた頑張るかな」という気持ちが少しずつですが生じてくるようでした。
さあ、明日から新学年がスタートです。また新しい1年が始まります。