香港学習塾 epis Education Centre

フランクフルト教室 教室長ブログ

教室長仲田 敬之

大阪八尾生まれ、京都府木津川市(奈良まで徒歩1分)育ち、京都と奈良のアイデンティティを手にいれる。関西学院大学在学中、アメリカ南部を一人旅、ジャズの衝撃を受ける。関学卒業後、アメリカ留学、英語力に磨きがかかる。中学・高校・大受受験の英語・国語・社会の文系教科指導から、補習校での指導経験を活かしたインター・現地校生への日本語・小論文指導までを幅広くカバー。

新学期直前!3時間で1年間の学習内容を俯瞰しよう!


いよいよ新学年が始まります。
フランクフルト教室では3時間で来年1年間の学習内容を凝縮学習できる無料特別学習会を開催します!

数学はセンス? そんなことはありません。
しっかりとルールなどを覚えて「使える」ようにすること、これが本当に大事です。

1年間の学習を俯瞰して、これからどんな学習をするのかイメージできると、新学期からの学びに大きな弾みがつくはずです。

ぜひ、お気軽にご参加ください!!

【概要】
新中1 
3月2日(土) 9:10~12:00
正負の数など、方程式、比例・反比例、図形など

新中2
3月10日(日) 9:10~12:00
連立方程式など、一次関数・確率、図形など

新中3
2月25日(日) 9:10~12:00
文字式、二次方程式、二次関数、図形など

epis Education Centre フランクフルト教室

http://www.epis-edu.com/contact/

E-mail : frankfurt@epis-edu.com
TEL : 069-3302-0436


意外とボリュームゾーンの英検準1級の先に!

2023年度第3回英検が終了しました。
海外生にとって結構ボリュームゾーンとなるのが準一級ではないかと思うのですが、どうでしょうか。
フランクフルト教室からも一次試験を突破した中学生がいますので、考えてみます。

難しいと言えば難しいですが、難関大学の一般入試よりも難度としてはやや易しいレベルという感覚ではないかと思います。特に帰国生入試でTOEFLやIELTSの学習をする必要がある人にとっては、余裕を持って超えていくべき難度です。

中学生やインター歴の比較的短い方にとっては難しく感じるかもしれませんが、海外から大学入試を考えている方は合格というよりも、正答率で80%以上は超えたいところでしょう。

準一級合格を目指す対象となるのは、どういう生徒でしょうか?
日本なら高校生、大学生ということになると思いますが、海外の場合はこのような感じではないでしょうか?

・インター・現地校歴が比較的長く英語がフルーエントな小4〜小6
・海外から大学受験を検討している中学生

インターに通う高校生は、前述のようにTOEFLないしIELTS Academic Moduleにシフトすべきですので、基本的には英検受験は必要ありません。

英語がフルーエントな小学生が準一級受験する場合は、通常英語に自信がある方が受験するのでほぼ対策なしか、少し直前に対策をするくらいで合格していく印象があります。

対策が必要な対象となるのは、インター歴が短い中学生がメインとなるのではないでしょうか?

では、どのような対策が必要でしょうか?
英検は級によらず、まずは語彙力を高めていくということが必須条件です。
裏を返すと、語彙力が高ければ合格する可能性が高いということも言えます。

合格ということを考えれば、ポイントは1番の語彙・文法問題でどれだけ取れるかということが重要になってきます。通常つまずくのは1番であり、1番で60%くらいの正解がない場合は、後半のリーディングでも読むのに苦労することになるはずです。リスニングがほぼ正解できるようだと、それでも受かることはあると思いますが、ギリギリのラインでしょう。

例えば、2023年度第3回の問題を見てみます。
だいたい、このレベルの単語が出題されます。

(2)Rainforests are disappearing faster than  ever, but many environmental groups are working to save them from  being (                 ) by agriculture.

1. interpreted
2. facilitated
3. reprimanded
4. devastated

どうでしょうか?

中学生には難しく、インター歴がそれなりに長い生徒にはそれほど難しくないレベル感ではないかと思います。

これがどれくらいの難度かというと、非英語圏の英文媒体などを理解するのに困らないレベルの単語(Japan Timesなど)という感覚です。あるいは、それほど専門性が高くない、あるいは文学的な文章ではない英語圏で発行されている記事という感覚でしょうか。

英語ベースで学習するには必須のレベルの語彙というふうに捉えて頂ければ分かりやすいかもしれません。

合格ということだけを目指すのなら、準一級用の単語集や過去問集で対策すれば十分だと思いますが、その先を考えるのであれば、実際の英文記事などを読み込んでいく中で語彙を拾っていくのが良いと思います。文章という大きな流れの中で、どういう使われ方をしているかという視点は後々重要になってきます。

単語集にも例文が載っていますが、それは文という短い流れの中での意味なので、使えるレベルにまで昇華させるには物足りないと感じます。

話せて、書けてという使用できるところまで持っていくことを、ぜひ目指してほしいと思います。

まだエピスに通っていない現中1、中2生対象に、中学生学力テスト会を実施します。
ご興味ある方は、ぜひお問い合わせください。

お問い合わせはこちらから!

http://www.epis-edu.com/contact/



中学生は大学入学共通テスト(英語)をやってみよう!

1月13日、14日は大学共通テストでした。
早速英語の問題を見てみました。

問題の講評は色々な予備校がやっていますので、海外塾の視点で見てみます。
馴染みのない方は、問題の難度自体はTOEICのリーディングセクションを易しくしたような感じをイメージしてもらえたら分かりやすいと思います。

このテスト、ぜひ中学生にもやってもらいたいなと思います。
語彙や文法事項に関しても、完全に高校範囲を理解していなくても読めるはずです。
何が良いかと言うと、ほどほどの難度の英文を決まった時間内に大量に読んで処理する練習になるからです。
リーディングセクションが80分あるので、確かに中学生には長いかもしれませんが、分量的には80分使っても読み切れるか読み切れないかの絶妙な量なのではないかと思います。

とは言え、海外生の場合、中学生のうちに英検2級を取得していることは珍しくないわけですから、試験時間の長いテストにもそれなりに耐性はあります。英語そのものの難度で言えば英検2級のほうが難しいので、大学入学共通テストは十分中学生にとっても取り組めるものです。

海外生の場合、英検での耐性があるので、少々の難度には動じないのですが、実は制限時間内に大量の文章量を処理するトレーニングは案外できていないと言えます。それは、英検でも分かるように、試験時間は確かに長いけど、だからと言って処理すべき英文量が多いかと言うとそうでもないわけで、結構時間が余ったりするものです。特に2級の試験監督をしていると、早く終わって20〜30分手持ち無沙汰にしている受験生をよく見かけます。もしかすると、これも海外だからなのかもしれません。

だとしたら、それなりの難度があって、大量の文章を処理しなければならない、中学生がやれる問題って案外なかったのではないかと思います。
そう考えると、このテストは海外生が高校入試の英語でぶっちぎりのアドバンテージを築く練習材料としては最適なのではないでしょうか。

中学生のみなさん、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
読売新聞の掲載されている問題へのリンクを貼っておきます。
https://www.yomiuri.co.jp/nyushi/kyotsu/mondai/__icsFiles/afieldfile/2024/01/13/eigo_mon.pdf



フランクフルト教室では、来週末1月21日(日)10:00~11:20で新中1体験授業会を実施します。
最高のスタートダッシュを切って、高校入試で高みを目指していきましょう!
お問い合わせは、こちらからどうぞ。

http://www.epis-edu.com/contact/


ありがとうございます!2024年もよろしくお願い致します!


2023年はヨーロッパ第1号教室としてフランクフルト教室を開校することができました。
フランクフルトの地では知名度もない中、開校前からご協力くださった方、開校後すぐに通って頂いている方、お問い合わせ頂いた方、まだコンタクトはされていないけど検討して頂いている方には感謝しかありません!
本当にありがとうございます。

2024年はフランクフルト教室飛躍の年になることは間違いありません。
フランクフルトの皆様にとって「学び」を通してつながることができるコミュニティであり、未来に向かって頑張る子どもたちにとって意義のある場所となるように、全力を尽くしたいと思います。

引き続きよろしくお願い致します。


海外からの中学受験セミナーを実施しました!




去る12月19日(火)、フランクフルト教室で「海外からの中学受験セミナー」を実施致しました。
中学受験では算数が大きなウェイトを占めることになります。そこで、算数を楽しく学べるかどうかがカギとなります。算数担当の反保より、中学受験で扱う算数の楽しさ、そしてそれが将来社会に出てからも役にたつ強力なツールであることを、さまざまな問題例や自身の体験談などを交えながらお話ししました。
反保自身も中学受験を経験し、巣鴨中高から東京大学に進学しています。
続いて、仲田より海外からの中学受験の基礎知識と題し、入試制度や昨今のトレンドなどについて、実際にエピスから中学受験を経て合格を勝ち取っていった先輩の例などを交えながらお話ししました。

定期的にこのようなイベントを開催していきたいと思います。