香港学習塾 epis Education Centre

フランクフルト教室 教室長ブログ

教室長仲田 敬之

大阪八尾生まれ、京都府木津川市(奈良まで徒歩1分)育ち、京都と奈良のアイデンティティを手にいれる。関西学院大学在学中、アメリカ南部を一人旅、ジャズの衝撃を受ける。関学卒業後、アメリカ留学、英語力に磨きがかかる。中学・高校・大受受験の英語・国語・社会の文系教科指導から、補習校での指導経験を活かしたインター・現地校生への日本語・小論文指導までを幅広くカバー。

2025新年度説明会

2025新年度説明会のご案内

いよいよ2025年が始まります。
エピスフランクフルト教室では、1月中旬に2025新年度説明会を実施致します。
コースラインナップや時間割、年間スケジュールなどについてご説明致します。

また、2025年より、生徒のみなさん一人一人の学びを称え、アーカイブ化していくことで、モチベーションを高めて、より深い学びをの場を創出する「Learning-Ecosystem」が始動します。
説明会の中で詳細について説明して参りますので、ご期待ください。

お問い合わせはコチラから宜しくお願い致します。

http://www.epis-edu.com/contact/



白熱!「中学受験算数のススメ。」




日曜日に四谷大塚の全国統一小学生テストがありました。
同時に、「中学受験算数のススメ。」と題して算数セミナーを開催、子どもたちがテストを受験している間に保護者対象に実施しました。
普段なら、仲田と反保が話をするのですが、今回は強力な助っ人、エピス代表の澤村が駆けつけてくれ、熱い話で会場は大いに盛り上がりました。

算数、特に中学受験算数は、いたずらに難しいものではなく、まさに小学生のうちから問題解決力を養うことができる最強と言っても過言ではない題材だと思います。
問題解決力、すなわち生きる力。
そんな素晴らしい力を身につけることができる機会を逃す理由はないと思っています。

しかし、その価値は、なかなか正確に伝わっていないことが多いのが正直なところではないでしょうか。そして、われわれのような教育に携わる人間の中でも、違った認識で捉えられていることも少なくありません。

だからこそ、われわれがその価値を正しく理解し、いや、まずは正しく理解しようとするスタンスを持って取り組み、理解し、伝えていくことが大事なんだということを、改めて感じ入ることができました。

その意味で、このタイミングで算数セミナーを開催できたことは非常に意義深いと思っています。
また、長年の経験を持つ澤村からのメッセージということも説得力を増す要因だったと思います。

算数が苦手とか得意とか関係なく、ぜひあらゆる小学生たちがこの算数を学んでほしい。
そして、そのおもしろさに気がついてほしい。

今まで苦手だと思っていた子どもも、それは周りからの刷り込みだった、自分は苦手ではないということに気が付くはずです。
ヨーロッパでは、フランクフルトからその価値を繋いでいけると良いなと思っています。


【教育セミナー第2弾!】中学受験算数のススメ。

【教育セミナー第2弾!】

小学生とその保護者だけでなく中学生、高校生にも聞いてほしい!

算数・数学を学ぶことは生きる力を身につけること
中学受験算数のススメ。


中学受験の算数を学ぶことは、中学受験をする人だけで良いと思っていませんか?
エピスは、受験をする人はもちろん、受験をする予定のない人にも中学受験の算数に触れてほしいと思っています。

むしろ、中学受験をしない人にこそ、その魅力を伝えたい!
さらに、小学生時代に中学受験算数に触れてことなかった中学生や高校生にとっても、そこから得られる魅力は絶大だと確信しています。

だから、ぜひ知ってほしいと思っています。

■日時
11月3日(日) 11:40~12:40
@epis Education Centre
フランクフルト教室

■講師
澤村重基
epis Education Centre代表

中学受験算数を知り尽くした海外生教育のエキスパートが、熱い言葉でその魅力を1時間たっぷり語ります!


全国小学生テストを受験される方は、その後の時間となります。
合わせてご参加ください!
そうでない方も、日曜日のランチ前のひと時、ぜひご参加ください!


お問い合わせはコチラからどうぞ!?

?http://www.epis-edu.com/contact/
??E-mail: frankfurt@epis-edu.com?
TEL: 069-3302-0436



読解力と面倒くさいと思う心。

いよいよ受験シーズン到来です。
受験生の中には国語で頭を抱えている人もいるのではないでしょうか。
今日は、自分が思う読解力について書いてみたいと思います。

国語の読解力って勉強してつくものなのか?
という議論をたまに耳にします。

みなさんはどう思われるでしょうか?
特に勉強している気配はないけど、いつも高得点を叩き出す生徒はいます。
だから、結局は先天的なものなのか、あるいは環境によって形成されるものなのか、と思われがちです。

そういう側面は確かにあると思います。特に環境によって学力が左右されるということは嘘ではないと思います。

では、環境要素をある程度排除して、本人の自発的な意思により国語の学習をすることで読解力を高められるのか?

自分はもちろんYESだと思っています。
「読解力がない」という状態は、ある程度、その人の「面倒くさい」という感情によって生み出されているような気がしています。

例えば、あるフレーズを一回読んで理解できないことは誰にでもあるでしょう。
問題は、理解できないと認識した後の行動です。
語彙なり、語句の修飾関係を逐一調べたりしながら、理解が及ぶまで粘るのか。
それとも、「分からんわ」のままスルーする、あるいは、もう一回ざっと読んで、自分なりに納得したことにするのか。

時々、本を読んでいて前に進まないという人がいます。
実は読解力がないのではなく、読解力を高める行動をしているのだと思います。

一つは、こういう動作の積み重ねで、読解力は後天的に身につくのだと思っています。

また、自分の言葉でパラフレーズする習慣を身につけることも読解力向上に寄与すると感じています。

国語の選択問題を解く場合、実はあれ、パラフレーズの問題であることがほとんどですよね。
「本文に書いてるじゃん!」と言われても、パラフレーズできないと、同じことを言っているという認識が持てない。だから、ここでも「面倒くさい」と思うかが鍵になってきます。

例えば国語の問題の解き直しをする際、傍線部を言語化してパラフレーズしてみるというような学習ができていると、読解力は向上するはずです。

よく、本を読めば読解力が上がると言われます。
たしかに、理解する姿勢で読んでいるとそうですが、文字を追っているだけだとその限りではありません。これは、自分の経験からも言えることです。

大学時代、カッコつけてニーチェやらルソーやらを読んでいるふりをしていましたが、全く理解していませんでしたし、苦痛に苛まれながら字面を追って最後までページをめくりきることに腐心していました。ゆえに、これで読解力が上がったとも実感できていないわけです。

そう、結局鍵になるのは「面倒くさい」という心理的ハードルを乗り越えることなのかなと感じています。


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高校受験をしない中3生の9月以降

受験生にとっては9月以降はいよいよ入試に向けてラストスパートに入っていくタイミングですが、高校受験をしない中3生は9月以降どう過ごすべきかという話は何度かしてきましたが、もう一度したいと思います。

高校受験のない中3生、日本人学校生の場合はインターへ、現状インターに通う生徒の場合はそのままインターを継続ということになります。
では、学習の指針はどのように考えるべきか?

これからインター進学を控える生徒の場合、まずはインター進学への準備ということになると思いますが、来るべき受験に向けての方向を定めることを忘れてはいけません。多くの場合は、大学受験ということになります。

数ヶ月後の高校受験ではないので、遠い先の話に感じてしまいがちですが、案外そういうわけではありません。

目の前に入試がない分、エクストラの時間が生まれたような錯覚を覚えるかもしれませんが、英語のハードルが上がる分、のんびり過ごしていると、直前になって時間が全然足りないなんていうことは往々にしてよくある話です。

英語のハードルが上がるというのは、インターに行くので英語の学習をしなければならないということではなく、インター生であることが前提となるので、受験時に求められる英語力の基準が上がるということです。

昨今、「帰国生入試」というカテゴリーが変わりつつあるので、海外生だからと言って、一概に帰国生入試を目指してということにはなりませんが、だからと言って一般入試を受けるという流れにも通常はなりません。

AOや特色選抜のような入試を交えて受験することになるのですが、いずれにせよ英語力を証明する必要性がなくなることはありません。

その準備をしていくことになるのですが、忘れてはならないのが、英語圏の現地校にずっと通っているような受験生とも同じ基準で評価されるということです。
学校や学部によって基準の高低はまちまちですが、いわゆる難関大になればなるほど英語基準に関してはネイティブレベルの受験生が有利になる基準が増えます。

例えば、TOEFLで100を基準としたとき、ネイティブレベルの英語力を持つ生徒にとっては、そんなに時間をかけて取り組むことでもない一方、高校からインターに初めて進学した生徒にとっては、かなり長い道のりとなります。

語学力であるわけですから、これまでの言語環境で大きく差が出るのは仕方がないことです。

しかし、もし自分が行きたい大学、学部で設けられている基準が高ければ、それを克服するしかありません。経験の短さを考慮してくれるということも、まずありません。

ですので、高校受験がなく、大学受験で勝負しようと考えている中3生は、早いタイミングでTOEFL / IELTSに向けた学習に舵を切ることがアドバンテージになるのです。

厳しい道のりであることは確かですが、2年間しっかり頑張れば、英語圏の現地校生なみのスコアを叩き出すことは可能です。

それは、これまでの先輩方が証明してくれています。

ぜひ、このタイミングで一足先に、先を見据えた学習に切り替えていきたいところです。