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東京大学の英文和訳がおもしろい。&Pre-TOEFL / 新高1数学。


東京大学の2024年度前期入試の英語の問題を解いてみました。
和訳の問題、おもろいです。

前置きの説明があれば、東大受験生でなくとも中学生もやれるんじゃないでしょうか。

みなさんも挑戦してみてください。

Sometimes, I’d rip handfuls out and stuff them in my mouth, which wasn’t much like the way any animal I knew of ate.

「子どもの頃、スイカの果肉を貪り食べたものだった」という文からの続きです。

上手に訳せるかどうかの前に、やはり英語っぽい英語ですね。

rip handfuls out and stuff them in my mouth

まず、この辺で「?」となる受験生もいるんじゃないでしょうか?
あと、

the way any animal I knew of ate

ここですね。
人間は違和感があるところに目がいくものなので、どうしても「of ate」というつながりで見てしまうんでしょうね。

「これは分からんぞ。。。」と。

そりゃ分からないでしょうね。
of ate なんて表現はないですから。

ちゃんと学習している人とちゃんとした感覚がある人はすぐ分かるはずですが、感覚がないのに感覚でやろうとする人は見えないのだと思います。

出題する方も、いろいろ工夫しているというか、よく見つけてきますね。
読んでる時に「あ、これ今年の問題で使ったろ」とか思っているのでしょうか。

この時代に和訳の問題なんてと否定的な意見を耳にしますが、自分は全然OKだと思っています。

もちろん、文意を別の英語でパラフレーズして説明させるのが理想なんでしょうが、こういう英語表現の意味が分かっているかを確かめるためには和訳の問題は有効だと思います。やたら難度の高い語彙を並べて訳すのではなく、自然な英語表現の意味を問うているので英語力も分かるでしょう。

ちなみに、正解は色んな予備校が模範解答を出しているので、そちらを見てください。

the way any animal I knew of ate

ヒント、
I knew of any animal.

think of ~
hear of~
って高校受験で出てきます。

だったら、know of~ だろうなと、仮に知らなくても推測できると思います。

the way any animal ate

この型は説明不要ですよね。
東大受験しない人も、ぜひ問題には目を通しておいてほしいです。

色々学びが多い題材です。


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教室長仲田 敬之

大阪八尾生まれ、京都府木津川市(奈良まで徒歩1分)育ち、京都と奈良のアイデンティティを手にいれる。関西学院大学在学中、アメリカ南部を一人旅、ジャズの衝撃を受ける。関学卒業後、アメリカ留学、英語力に磨きがかかる。中学・高校・大受受験の英語・国語・社会の文系教科指導から、補習校での指導経験を活かしたインター・現地校生への日本語・小論文指導までを幅広くカバー。