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フランクフルト教室 教室長ブログ

教室長仲田 敬之

大阪八尾生まれ、京都府木津川市(奈良まで徒歩1分)育ち、京都と奈良のアイデンティティを手にいれる。関西学院大学在学中、アメリカ南部を一人旅、ジャズの衝撃を受ける。関学卒業後、アメリカ留学、英語力に磨きがかかる。中学・高校・大受受験の英語・国語・社会の文系教科指導から、補習校での指導経験を活かしたインター・現地校生への日本語・小論文指導までを幅広くカバー。

中学生は大学入学共通テスト(英語)をやってみよう!

1月13日、14日は大学共通テストでした。
早速英語の問題を見てみました。

問題の講評は色々な予備校がやっていますので、海外塾の視点で見てみます。
馴染みのない方は、問題の難度自体はTOEICのリーディングセクションを易しくしたような感じをイメージしてもらえたら分かりやすいと思います。

このテスト、ぜひ中学生にもやってもらいたいなと思います。
語彙や文法事項に関しても、完全に高校範囲を理解していなくても読めるはずです。
何が良いかと言うと、ほどほどの難度の英文を決まった時間内に大量に読んで処理する練習になるからです。
リーディングセクションが80分あるので、確かに中学生には長いかもしれませんが、分量的には80分使っても読み切れるか読み切れないかの絶妙な量なのではないかと思います。

とは言え、海外生の場合、中学生のうちに英検2級を取得していることは珍しくないわけですから、試験時間の長いテストにもそれなりに耐性はあります。英語そのものの難度で言えば英検2級のほうが難しいので、大学入学共通テストは十分中学生にとっても取り組めるものです。

海外生の場合、英検での耐性があるので、少々の難度には動じないのですが、実は制限時間内に大量の文章量を処理するトレーニングは案外できていないと言えます。それは、英検でも分かるように、試験時間は確かに長いけど、だからと言って処理すべき英文量が多いかと言うとそうでもないわけで、結構時間が余ったりするものです。特に2級の試験監督をしていると、早く終わって20〜30分手持ち無沙汰にしている受験生をよく見かけます。もしかすると、これも海外だからなのかもしれません。

だとしたら、それなりの難度があって、大量の文章を処理しなければならない、中学生がやれる問題って案外なかったのではないかと思います。
そう考えると、このテストは海外生が高校入試の英語でぶっちぎりのアドバンテージを築く練習材料としては最適なのではないでしょうか。

中学生のみなさん、ぜひ一度チャレンジしてみてください。
読売新聞の掲載されている問題へのリンクを貼っておきます。
https://www.yomiuri.co.jp/nyushi/kyotsu/mondai/__icsFiles/afieldfile/2024/01/13/eigo_mon.pdf



フランクフルト教室では、来週末1月21日(日)10:00~11:20で新中1体験授業会を実施します。
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