香港学習塾 epis Education Centre

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2009年度 Student of The Year発表!

【香港教室】6SYコース OKくん(澤村先生推薦)

Kは中学受験を通じて、最も人間的にも成長した生徒のひとりだと思う。順風満帆とはいかなかった最終学年。得意科目の算数でも何度かスランプがあった。そんなときにも、黙々と基本演習を繰り返すことで調子を取り戻していった。教室ではいつも笑顔だったけれど、ひとりで机に向かうとき、きっと何度も心が折れそうになったことだろう。でも、その度に健人は期待を裏切ることはなかった。常に結果を出すことで信頼に応えてくれた。1月以降の入試でも、極度の緊張から安全圏の学校の受験に失敗したが、不屈の根性でラ・サールの合格をもぎとってくれた。東京合宿から鹿児島に送り出したとき、受験を終えて合宿所に戻ってきた夜、そして共に歓喜を分かち合ったあの日。その瞬間、瞬間の君の笑顔を忘れない。今、Kはようやく夢のスタートラインに立ったにすぎない。これからは、君のなりたい自分になるために、また不屈の精神で闘っていってほしい。


【九龍教室】6SYコース ASくん(鈴木先生推薦)

 エピスには「伝説の先輩」として後輩たちに語り継がれる生徒がいるが、今年もまた、新たに伝説の少年が生まれた。S君である。
 エピス九龍教室開校とともに4SYコースへ入会したS君は、入会時から志望校は「早稲田中学」一筋。ご両親の希望ではなく、あくまでもS君自身の憧れなのだ。最初から最後までずっと担当してきた僕の正直な感想を言えば、最初はごく普通の少年だったが、ともに中学受験を目指すいい仲間たちに恵まれ、競い合いながら確実に力をつけていった。
 しかし、S君が早稲田中に合格するまでに流した涙の数は数え切れない。時に自分に甘い性格のせいで、ご両親に怒られてプチ家出をしたことさえある。でも、S君はその度に懇願して受験勉強を続けさせてもらった。
 受験間際までさんざん手を焼かせたS君を東京に送り出し、これで一安心と思っていたのもつかの間。なんと、緊急入院して手術をするという。しかも、退院は入試前日…。
 当日、僕はS君になんと声をかけるか悩み、そして、いつもの調子でやろうと決めた。ここは怒るしかないだろうと。「終わった後、お腹が痛くて集中できなかったなんて言い訳は絶対に言うなよ!」当然、校門前で怒られていたのはS君だけ。こんなに世話を焼かせた生徒はなかなかいないが、それだけに可愛くて仕方がない。