11月19日、香港教室にて、アルゴ大会決勝戦が開催されました。
香港教室、九龍教室、わかば深セン教室に加え、蘇州教室の予選を勝ち抜いたアルゴ生16名が、
優勝を目指して参加しました。
写真は、開会式の写真です。
決勝戦は、P-cube、I-cube、ジオ1、詰めアルゴ、ナンバーリンク、アルゴゲームの6種目。それぞれの種目で成績に応じてポイントが加算されていきます。6種目全部が終わった段階で、合計得点が高い4名を選出。その4名でアルゴゲーム6枚戦を行い、勝った人が優勝となります。
最初の種目は、P-Cubeという立体パズルによる立方体づくり、モノマネ、箱詰め競争。立方体作りと箱詰め競争は時間が早ければ早いほど高いポイントをゲットできます。最初の立方体づくりを10秒以内に作り上げた子が4人も出ました。箱詰めの速さはさすがの一言!予選を勝ち抜いた16名!圧巻の速さでした。
I-Cubeでの一戦。
二種目目はI-cubeによる陣取り競争。対面の相手とピースを交互に入れていき、入れられなくなった方が負け。いろんな形のピースを頭の中で組み合わせてどう入れたら勝てるのかを考えなければなりません。表情も真剣そのもの。
とにかく手を動かして、形をつくります。
こちらはジオ1という三角形と正方形の平面パズルを使って決められた形をつくる「影まねジオ」という競技。アルゴ大会決勝のテーマは「キック」。一目見ただけではどうやって作ればいいのかわからない難問でした。ポイントは大きな直角三角形をどこに配置するか。この「キック」が作れたのはたった二人だけ。
詰めアルゴでの一幕。
そして、この予選通過に必要不可欠なのが、ナンバーリンクと詰めアルゴです。
5分という短い時間に2枚を完成させなければなりません。ルールにしたがって正確に推測出来るか、真剣な様子からもその緊張が伝わってくるようです。
第4位をかけたタワー競争
最後の種目はアルゴゲーム6枚戦。アルゴゲームは、決められたルールに従って伏せて並べられた相手のカードを推理していくゲーム。自分のカードが全部あけられないうちに相手のカードを全部あけてしまえば勝ち。ここで1勝すれば最後の4名に入れる、ぎりぎりの勝負が続きます。
なんと今年は、アルゴケームを終えた結果で第4位が2名という接戦。第4位を競った戦いは、P-Cubeを使ってタワー競争にて、高く積み上げた方が第4位となります。
班で競っていた友達が、頑張ってと応援する場面もありました。
6種目が終わった時点での上位4名で最後のアルゴゲーム。みんなの見守る中で、知恵を絞って相手の手を推理していきます。相手の手が論理的に推理できる場合は果敢にアタックですが、間違うと自分のカードを一枚あけなければなりません。情報が少なくて推理できない場合にはステイしてリスクを抑えるのも戦略。
周りの生徒さんも手に汗をにぎる場面でのアタック!もちろん保護者の方も固唾を飲んで応援していました。
最後の最後まで攻防が続き、相手のカードを開いたのは、H・Aさん!優勝が決まった瞬間は笑顔がこぼれました。出場を決めたときから優勝すると宣言していたそう!優勝おめでとうございます!
結果は、第8回優勝者はH・Aさん(わかば深セン)。第1位がM・E君(わかば深セン)。2位にO・K君(香港)。3位がF・K君(香港)、第4位がI・Tさん(九龍)となりました。最後に決勝を戦った4人で記念撮影です。大きなトロフィーは国境を越え、深セン教室へ!大きなお土産を持って帰りました!
今大会を振り返ってみると、初の蘇州教室からの参加もあり、昨年度以上に各教室の強者が集まる大会となりました。どの問題もP-Cubeのものまね、ジオワン、詰めアルゴやナンバーリンクなど、一筋縄ではいかない問題ばかりだったと思います。どの問題にも果敢に、トライ&エラーを繰り返し、参加した生徒さんにとって忘れられない経験になったのではないでしょうか。この大会で仲間競うだけでなく、応援したりする様子も伺え、自分だけでなく相手を思いやれる最高のアルゴ大会だったと思います。
入賞したみなさん、おめでとうございます!参加したみなさん、大変お疲れ様でした!