探究科
数理的好奇心や地理・歴史に対する興味は、言語の壁を越えたユニバーサルな感覚です。
日本語で算数パズルの問題に取り組む。日本語で科学現象を観察し、考察する。日本語でプログラミングを学び、自分が思い描いた作品を作る。また、各都道府県について学び、オリジナルの、ガイドブックを作る。古代から現代に至るまでの歴史を俯瞰し、興味を惹くエピソードを学び、日本の伝統に思いを馳せる。
インター探究科では、子どもたちの「好奇心」を掻き立てることで、楽しみながら自ら深く学ぶ(探究する)姿勢を身につけると共に、日本語で学ぶことの楽しさを知ってもらうことを目的としています。インターナショナルスクールや現地校に通い、日本とは異なる言語や文化に身を置きながら、自らのバックグラウンドの小さくない一部を担う「日本」を通して学ぶことは、子どもたちにとってかけがえのない糧になると確信しています。
理系(算数・理科)
インター探究科の理数学習では、算数のパズル問題に挑戦することを通して、子どもたちの好奇心を掻き立て、論理的思考や想像力を鍛え、トライアンドエラーを繰り返すことで困難にチャレンジする姿勢を楽しみながら身につけていきます。また、理科の学習では、実験をベースとし、様々な事象に興味を抱き、それを根気強く観察・洞察し、そこから結論を導き出す科学的思考を身につけていきます。さらに、プログラミングを学ぶことで、ロジックを構築する力を養うと共に、自らがプログラムしたものが目の前で実現する
喜びを味わうことで、学ぶことの楽しさを実感してもらいます。この全てを日本語で学び、日本語で学ぶ楽しさ、また自ら日本語や日本について学ぶモチベーションを与えていきます。
文系(国語・社会)
インター探究科のもう一つの学びは、文系科目の学習を通して、日本について、または日本語への興味を掻き立て、自ら探究することを目的としています。地理学習では、各都道府県について一つずつ学び、最終的にはオリジナルの「日本ガイドブック」を完成させてていきます。
ですので、学習項目はいわゆる教科書の内容だけに留まらず、旧所名跡からご当地グルメなどにも触れていきます。また、基本的な地図の仕組みなども学習しますが、アクティビティやゲームを通して実感しながら学ぶ仕掛けを用意しています。歴史の学習も、古代から現代に至る過程を俯瞰できるカリキュラムになっていますが、子どもたちの好奇心に訴え、自ら掘り下げることができるように、歴史的イベントや人物の興味深いエピソードに焦点を当てていきます。また、国語学習では、教養を身につける、語彙を増やすことにも力を入れていきます。歴史学習と同じく、こちらもエピソードや背景を重視し、従来の国語学習との差別化を図っています。更に、アウトプットする機会も用意しており、例えば長期休暇明けの授業で、休み中に体験したことなどについて作文してもらったりします。
対象学年 | 教科 |
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小4〜小6 | 理系・文系 |