８月のStudent of the month は中２コースに在籍しているMさんです。推薦をした最大の理由は、努力で苦手科目を克服し、数カ月かけて月例テストの点数を大幅にアップさせたことです。Mさんはもともと国語・英語・社会で高得点をとっていましたが、数学・理科の点数が伸び悩んでいました。そこで自分が点数を落としやすい問題を分析し、自分の弱点の把握から始めました。過去問で分からない問題があったら質問し、授業中も内容に関する発言が多くなりました。冬期講習でも自分の苦手を克服しようとがんばっていました。その結果、数学も理科も得点が伸び、7月の月例テストでは5科目で平均90点の大台まで届きました。１科目だけでもすごいのに５科目で達成してしまうのだから、大きな拍手と同時にその時点で受賞を決めさせてもらいました。すばらしい成果を出してくれたMさんですが、数学も理科もまだまだこれからと言いますし、高得点はキープするのが難しいことも知っています。大切なのはテストの点数より、準備や努力を続けること。そういう雰囲気で中２クラス全体が以前より授業に前向きになって内容を理解しているような気がします。Mさんだけでなく、点数が伸びている人が大勢います。これなら新しく中３内容に入っても大丈夫でしょうし、みんなの成長が楽しみです。苦手を解決しようと努力していると、知らないうちに得意になっていたりするものです。それを見せてくれたMさんのこれからに期待しています。

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