2024年9月のStudent of the month
千里の道も一歩から
中1コース N.A. さん
推薦者 長谷川先生
9月の受賞者は中1N.A.さんです。普段の積み重ねが結果となって現れてきているこのタイミングでstudent of the monthをお贈りします。
私がAさんと出会ったのは今年の2月、6年生の中学進学準備講座が終わる頃でした。エピス深圳教室の6年生は10月から中学内容を一足先に学習していきます。英語が本格的に始まり、国語では扱う語彙や読解の難易度も上昇し、古文・漢文と扱う文章も広がっていきますが、なんといっても、苦戦する生徒が多いのが算数から数学への変化です。数の世界が一気にマイナスまで広がったり、文字式の計算を扱い始めたりするところでつまづいてしまう生徒が例年みられます。
Aさんも当初は数学で苦戦する場面もみられましたが「エピスクエスト」と称したラリーテストを一つずつ合格していくことで、楽しみながら課題をクリアしていく姿が印象的でした。そこから約半年、なかなか結果がでなかった期間も、もちろん中学生ですので途中で気が抜けてしまうこともありましたが、投げ出すことなく各科目ともしっかりと力をつけてきました。コツコツと続けていく、そのやり遂げようとする力は、ぜひ、他の生徒も見習ってほしいものです。この努力を続けた結果、月例テストや学校の定期テストでもしっかりとした点数をとれるようになってきました。もともと自信のあった文系科目に加え、今や数学も得意科目と言って良いくらいの実力をつけてきました。もちろん、ここで満足してもらっては困ります。Aさんのゴールはもっと高いところにあります。深圳という土地柄、日本のように学習環境が整わないこともあるかもしれません。しかし、そのような状況を言い訳にせず、今まで以上に楽しみながら学習をつづけていきましょう。