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2021年4月のStudent of the month

自分の力で解きたい!

5SRコース A.R. さん

推薦者 山家先生

2021年4月度のStudent of The Monthは5SRコースのA.Rさんです。おめでとうございます。

昨年入塾当初のAさんに対して、まだそこまで算数への興味関心に気づくことはありませんでした。しかし、今年の春期講習において『約数と公約数』『倍数と公倍数』といった整数の性質を扱う難しい内容を学習した際、臆することなくどんどん数え上げたり、計算を繰り返して答えに辿り着こうする学習姿勢がとても印象的でした。また、どうしても解けそうにない問題であっても、すぐに解説を待とうとせず、『(解説するの)ちょっと待って!自分(の力)で解きたい!』とという気持ちを打ち出してくれるようになってきて、『これは算数の力があるな』と感じるようになってきました。
月例テストにおいても、計算スピードが早く、正確性も向上して『数と計算』『データの活用』等でしっかりと点数が取れるようになってきました。相対的に苦手な『図形』問題も徐々に克服傾向にあり、この調子でさらに勉強を頑張っていけば、得点を大幅にアップしていけると思います。
また、国語においても更に成績伸長が顕著で、入学当初から偏差値を大幅に上げる快進撃を遂げてくれています。今後、論説文や説明的文章など難しい文章の読解問題が読み込めるようになれば、より国語力を伸ばすことができますので、引き続き頑張ってほしいです。

Aさんを含め、クラス全体の勉強する姿勢も良くなってきて、毎回の宿題もちゃんと答え合わせをした状態で提出できるようになったり、ノートの取り方も上手になってきました。4年生の時と比べてもどこか少し落ち着いた雰囲気で授業に集中できるようになってきたと思います。
中学数学とは違って、算数は公式に当てはめて答えを出すというよりも、一つひとつ愚直に数え上げたり、実際に数を一つひとつ当てはめて答えをたぐり寄せる問題が多いです。でも、そんなプロセスをめんどくさがらずに進んで取り組める姿勢は、中学生になってから数学の力を伸ばす強力な武器の一つとなります。
これからも算数の授業において、今の学習姿勢を貫きつつ、ずっとずっと広い算数の世界を存分に楽しんでほしいと思います。


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