2020年度のStudent of the yearは、中３クラスのT.Sくんが選ばれました。おめでとうございます！！

今年は新型コロナウイルスが蔓延する中、受験生にとってはとても苦労の多い１年だったと思います。先行きが見えない不安の中、今できる最大のことをやろう！そういった気概と柔軟な行動が求められたと思います。そんな姿を自ら示してくれたのがTくんでした。春から一時帰国をしていたTくんは、日本からオンラインで授業に参加しましていましたが、長くなった一時帰国期間を利用して、みごと英検準１級の合格を勝ち取ることに成功しました。

夏前に深圳にもどってからも、中学校に通う同級生は片手で数えるほど、エピスでの授業も科目によっては１対１の個別授業になってしまい、モチベーションを保つことは大変だったと思います。そんな中、楽なほう安易な道を選ばず、厳しい道を選択し果敢に挑戦できたことは、Tくんのこの先の将来にとって何ものに変え難い収穫だと考えています。

受験は水物ですから、合格に歓喜したことも、うまくいかずに落ち込んだこともあるでしょう。でも、その一つひとつの経験がTくんのこれからの人生の糧になるはずです。

帰国生として、また、深圳で暮らし、中国の生活・文化を知る人間として、Tくんには次世代の日中友好のリーダーとなって活躍してくれることを期待しています！

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