2019年3月のStudent of the month
マインドセット
中1コース O.A. さん
推薦者 山家先生
2019 年 3月の Student of the Month は 中1コースの O.A さんです。おめでとうございます。
『どうして私が…』A さんにスチューデント・オブ・ザ・マンスを告げた時、少し困惑気味な表情でしたね。でも、A さんを含めクラス全員に選んだ理由を伝えた時、A さんの頑張りが、みんなにもマインドセットする機会をもたらしてくれたと内心嬉しく思いました。春期講習から主に数学の授業で A さんの勉強姿勢を見てきました。ずば抜けて数学ができるわけではなく、寧ろとても数学に対して苦手意識を強く持っている印象でした。しかし、いつも教室の最前列に座って懸命に授業内容についていこうと取り組んでいる姿勢にいつも感心していました。学校や塾でのテストの評価と【人としての評価】は異なります。テストは点数の高い順に相対的に評価が決まりますが、それは既習内容の定着度合いを測るものに過ぎません。人としての評価は絶対的なものであり、その人なりの夢や目標に向かってあらゆる困難にも屈しない情熱など目に見えにくいものですが、それを A さんの勉強姿勢を通して誰よりも強く感じる事ができました。そして、A さんの頑張りは、彼女自身に止まらず、クラスの他のみんなにも良い影響を与えてくれました。他の誰かと比べてどうしてもできなかったり、時間がかかってしまったり、間違ってしまうことがあったとしても、自分なりに一生懸命頑張ればちゃんとそのことを認めてもらえるんだとマインドセットすることができたからです。
末木先生からもメッセージをいただいているので紹介しますね。
『この春期講習でエピスに来るたび、第一声は「先生、今日も満点です」。毎回満点は取れませんが、その意気込みは素晴らしい。まだまだ危なっかしいところは山積みですが、そういう部分があってこそ新中学1年生です。キラッキラの1年生、夢に希望に羽ばたいてほしい。英検取得も中1から本格的に取り組むのであれば、中1のうちに飛び級による取得はせず、下の級から順番に挑戦していくことが重要です。また、年に3回受けられますので、年間通じてコンスタントに受験をしていきましょう。』
英語の授業に関しては、私もこれから A さんの学年を担当します。数学同様、スモールステップで良いから一つひとつ努力と確かな理解を積み重ねていき、どんなに難しい英文でもスラスラ読めて、自由に自分自身の気持ちを表現できるように指導していきます。思い通りにいかない時があるかもしれない。こんなことをして何の意味があるんだろうと思うこともたくさんあります。でも、毎日地道にコツコツと努力を重ねていくことによって、先の未来において必ず、『その時は分からなかったけど、これまで頑張ってきたことってこういう意味があったんだ!』と全てが繋がり、ここまでの自分自身の成長のための物語(story)があったことに気づく事ができるでしょう。 (山家先生 推薦)